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2010年7月5日月曜日

仕事に殺されないこと

今日は学部時代の就職活動で出逢えた人たちとの呑み。

新宿ISETANメンズ館の近くにある 安芸路 酔心 にて。
イチジクの天ぷらは珍味だった笑

親戚ぐるみでもよく利用する店で、ふぐ料理も絶品なので特に冬の季節はオススメ。


自分は学部時代、社会に出る事と長期インターンしながらのビジネススクールとを天秤にかけて、結局は後者を選んだ人間だが、その頃の就職活動で出逢えた人たちとは今でも時間を見つけてはコンタクトをとっている。 学校の友人やサークル、地域ボランティア運営経験で知り合った人々もいたけれども、なんだかんだ就職活動での知り合いと呑む事が多いかもしれない。不思議。

その友人達とはとある商社のインターンシップで逢った人たち。
現在の彼らは、別の商社で働いていたり、人材業界で働いている。
1人はついこの前までワールドカップ観戦の為に南アフリカまで行っていたり、
又1人は今まで観て来た映画チケットを大切に手帳に挟んでたりと、なんだかんだ面白い人たち。
(ちなみに南アフリカは気をつけていれば安全らしい。インフラが今後のビジネスになるという実体験レポも聞かせてくれた。そして最近の作品ではないけれども皆でグラントリノという映画は最高に素晴しいという意見で一致した。)

今日学んだ事は、
  • 社会人になるとお金と時間の使い方がガラリと変ること(本当にそう思う)。
  • 色んな制約の中でも【小さな幸せ】を見つけようと想えたこと。
  • 良い力の抜き方(これが自分にとって苦手だったりするが)。
  • 自ら触手を広げてどんどん行動し続けようと再認識できたこと。

、だったかな? 詳しくは書かない事とするけれども笑
兎に角、話を聞いてて二人とも良い働き方をしていると思う。

自分にとって就職活動での出会いは本当に大切で、自分の考え方って客観的にどうなんだろうと俯瞰出来るきっかけになる。 同じ時期に頑張り合う学生と知り合えることというのは、全国で約100万人いる就活生の中からの【一期一会】であったとしても、貴重でかけがえの無いものではないだろうか。その中から今でもコンタクトが取り合えるなんて、さらに幸せな事だ。

残念なことに、就職活動は一つ間違えると健全な精神が失われやすいもので、"競い高め合う"より"奪い合う"癖がついてしまう時もあるかも知れない。何故なら自分が価値ある人間だという主張、自分の意見をどう通すかの技術、自分が組織に如何に貢献したかをえげつなくアピールする場でもあるからだ。多分それは仕方ないというか、人材市場上、当然の個人の行動だとも思える。

しかし、それだけでは、そういう人間は将来【仕事に殺される】だろうことも気付いた方が良いのかもしれない。
インターン先や社会人学生、そして学部時代の同期達と意見交換する中で嫌というほど間近に見て来た。

普段尊敬していたり大切な人でも、時々「何でそこまでGreedyなの?」と思うほど考えが偏っていたり、ふと隣をみると死んだ目になっていたり、金の使い方を明らかに間違えていたり。。。一番残念だったのは3徹空けの眠気眼で「自分が何の為に仕事してるのか分からなくなる時がある」なんて話をザラに聞いて来たことか。

自分はいつしか働きながら【働く事】を1から学ぶことになるのだろうけれども、将来こういう人たちにはなりたくないと思う。むしろそういう人たちを目覚めさせるような姿勢を行動で示せるようになりたい。

そんな今日この頃、今夜会って来た友人達は、本当に、輝いていた。
ほっこり。

2010年7月1日木曜日

大先輩の転職

ビックリ!お世話になったNさんとUさんが、やはり噂通り移っていった笑!
お二人とも自分にはない人生を達観した見方がとても印象的な方々で、独特の威圧感とフランクさが心地よかった。去年の夏から意見交換したり、シガー・バーに連れてってくれたり、ウィンター・ジョブでも大変お世話になった人たちだ。
今年に入って5,000社超の倒産状況からして、日本のMAマーケットは大企業ニーズというより、リストラクチャリングや事業分離のニーズが高まっているため、業界も大型以外の事業・企業再生ビジネスに手を出して来ているよう。そして今後不透明ながらも仮に景気が良くなればLBOも再燃するだろうし、本当に世の循環を感じる。


こういう業界は実はある意味、同時に非常に"狭い"ので、昨日の敵は今日の友であったり、
その逆の場合もある。人材の流動性が非常に高い。

自分とは生き方がまた違う人たちだけれども、遠い所からでも応援し続けたいし、自分も我武者らに頑張りたいな。