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2013年1月1日火曜日

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

このブログも2010年から始め、1エントリーにつき約600人の方が見てくださるブログとなりました。私個人のキャリア・人生観、ちょっとした実務周りのネタ話でも見てくださる方がいることは本当にありがたい気持ちで一杯です。2012年のエントリーは少なくなってしまいましたが、また今後もこっそりと書いていく所存ですので末永くよろしくお願い致します。


去年の後半を振り返ると、10月下旬から私にとって初体験となる案件がようやく12月末をもって無事クロージングしました。契約書ドキュメンテーションを弁護士と確認し合ったり、社内の関係各署と連携し合ったりと、稟議書が生まれる前から、審査決裁が通るまでに色んなドラマがありました。細かいことは書けませんが、司法書士から登記完了の一報が入った時は感慨もひとしお。。。良い形で年の締めくくりを終えました。


さて、私の今年の目標は、ずばりっ

人には出来ないが自分には出来ることを1つでも増やすこと

えぇ、、デッカイことを目標に掲げてしまいました。。。( ̄^ ̄;) 
多分本来ならこういう目標は仕事人生をスパンとして捉えるべきなのかも知れませんね。

専門性とは何ぞやを議論しないと進まないかも知れませんが、それは次のエントリーに任せることにします。そもそもこの目標を掲げるに至ったのは、周りを意識して自分にしか出来ないネタをそろそろ探しに動き出すことも必要と思うようになってきたからです。

10月に異動してから非常に感じるのは、チームの方々が専門領域を確立されていることです。不動産畑に長く居られた方、CDSやCPなど企業クレジット周りに強みを持つ方、証券化の第一人者などなど‥‥。
もちろん経験があってこそなのですが、若手ながら、自分も何か核となるようなものを身に付けたいと思うようになりました。最近マヒしてしまっていた「自分はこのままだとヤバい」感が沸き上がってきました。
毎日が忙しく全然余裕がなくて考えられなかったのですが、ゆっくり考えると、金融パーソンが本来的にはらんでいる「別に代わりの人材は幾らでもいる」という危うさを忘れてしまっていたことに気づいたのです。

そこで、目標をプルダウンした2つの小目標を設定してみました。

  1. 兎に角アウトプットを意識して走る


    元々、人の成長というものは、成果物を残すことでしか試されないという持論が私にはあります。知っている、分かっているだけでは世の中は何も動かせない。金融ビジネスは目まぐるしく動いています。新しいビジネスチャンスとなるネタは沢山転がっていますし、そこから実際に走り始めているものも幾つもあります。だからこそアンテナを日々敏感にしておく必要があると思うのです。
    そうして自分が(若手なら仕事モジュールの一端だとしても)結果を残していくものは今後も増え続けます。そこで、それで終わりにするのではなく、さらに自分の武器としていけるものが見つかるはずです。自分の肌感覚として達成感を感じた案件を大事にしていきたいと思います。とにかく走る!考えながら行動する、行動しながら考えるの繰り返し。その過程で時には、自分の嫌な部分や苦手な部分と真っ正面から向き合ったりするでしょう。そうしながら、関わった案件から自分の武器のネタとなるものを探していけたらと思います。


  2. 定期的に人生の"棚卸し時間"を設ける
    「棚卸し」といえばよく帳簿上記載のある在庫の数量と実際の在庫の数量との差異を把握するために、定期的に行われる実際の在庫数量を確認する作業のことを指しますが、人生においても必要なんじゃないかなって思います。
    ・あれっ、今の仕事って結局俯瞰してみるとどんな意義があるんだっけ?
    ・次に活かすためにどんな準備が必要なのだろう?
    ・どんな知識を持っていればいいのだろう?
    ・どんな業界の人と関わればいいのだろう?

    こうした疑問を解決するための、ある意味『精神と時の部屋』って誰にでも必要だと思うのです。こういうメンテナンスが出来ている人って非常にスマートだと思います。


とくに2の棚卸しは時間を割いていこうと思います。
どうせ恐らく某所のBarで「あーでもない、こーでもない」と酔っ払いながらでしょうが笑



2013年。    
今年も皆様にとって幸せな一年でありますように。


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